MISSION 3

 私が「内容分析」調査を通じて追求しているテーマの一つが、日本のメディアの「外国人」イメージです。

 具体的には、テレビ・コマーシャルのなかの「外国人」登場人物について、人口統計的な手法を用いて、調査研究を続けてきました。5年に一度の調査プロジェクトを計画して、時系列的なデータを示しつつ、その変化を分析しています。

 日本のテレビ・コマーシャルの世界は、いまだ「白人志向」の世界で、アジア出身の人々は「集団」として描かれるか、際立って若い女性ばかりが描かれているなどの傾向があります(詳しくは、「これまでの研究リスト」をご参照ください)。

 メディアは、現実社会を反映していないばかりか、ステレオタイプを強調するような傾向も見られています。新聞やテレビの世界での「外国人」イメージも、やや暗いものが多いようです。

 こうしたイメージの源泉とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

 国際化という時代のメディアの「外国人」表現と異文化表象についての実証的な調査を続け、科学的に、かつ、批判的に、考察していきたいと思っています。


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