授業の目標・概要 現代日本社会で進行する国際化や、世界的に展開するボーダレス化など、国際的な社会の動きのなかで、新たに芽生えつつある多様な文化現象について、異文化コミュニケーション論や社会学、メディア論などの観点から学びます。 授業のスケジュール 以下のようなテーマを設定して、具体的な文化現象を取り上げながら、解説していきます。みなさんの関心に基づいて、授業時間に議論をしたり、実際に分析を行ったりする場合もあります。 1. 日本の国際化と在日外国人とのコミュニケーション 日本の国際化の歴史を概観し、現代社会における国際化の諸問題について議論した後、インタビュー技法や社会調査によるデータを用いながら、在日外国人との対人コミュニケーションや、異なる文化的背景を持った人とのコミュニケーションについて考察していきます。 2. マス・メディアの中の異文化イメージ 文化的多様性についての理論を概観し、メディア・イメージについて科学的に、また、批判的に研究する一つの手法である内容分析手法やその成果について学びます。その後、日本における外国人イメージや、外国のメディアにおける日本のイメージなど、メディアの中の異文化イメージについて、新聞、雑誌、広告、映画などのメディアを対象に考察していきます。 3. エスニシティとコミュニティ エスニシティとコミュニティの社会学理論について概観し、日本におけるエスニック・コミュニティが作り出してきた文化やビジネス、エスニック・メディアとよばれる日本の外国語メディアなどの役割や機能などについて考察していきます。町を歩き、人やメディアと出会うなかで、文化変容について考える方法を身に付けます。 4. 国境を越える人と情報 グローバリゼーションとローカリゼーションの拮抗など、現代の国際社会で展開する諸問題について議論しながら、伝統文化の変容や、現在の技術社会がもたらしたボーダレス化など、近代化のなかの文化現象について考察していきます。
contact2☆note-to-tone.tv (☆を@に変えてください)