NOTE TO TONEの CDトレーを開く少し前に

Featuring Private Music Label's CDs

(New Age Sound Label)


たばこ、いいかしら?




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Kenny Rankin "professional dreamer", (C&P) 1995 PRIVATE MUSIC, INC

Produced by Hank Cicalo & Kenny Rankin








いい雰囲気ですねー。お酒飲みましょうか?



いいでわね。何飲もっか?



そうですね。.........あ、いろいろあるじゃないですか?



日吉君の趣味に合うのがあるといいんだどね。



これいい?ドランブイ。ソーダで割るとおいしいんですよね。ちょっと癖がありますけど。



いきましょ。ちょっと、氷、持って来くる。



あ、じゃ、お手洗い借りてもいいですか?



どうぞどうぞ、階段降りて突き当たりね。





.............



できたできた。うーん。いいかおりね。これは持ってるだけであんまり飲まないの。



ほんと。不思議なかおりですね。蜂蜜っぽいね。ドランブイはヒースと蜂蜜をスコッチにつけ込んだお酒なんです。めちゃ甘いんですよ。このままじゃちょっと飲めないんだけど、スコッチで割れば「ラスティー・ネール」。錆びた釘っていう意味。あ、ちょうどこのケニー・ランキンにぴったりじゃないですか?



あら、そうね。でも、わたしはソーダで割ろうかしら。



ソーダで割って、レモンを入れると「ドランブイ・ボギーズ」って言うんですよ。どうも、ハンフリー・ボガードが大好きでこればっかり飲んでいたから付いた名前らしいです。撮影のときもしょっちゅうこれ飲んでたらしい。



あ、ちょうど「It had to be you」がかかってます。気分はハリウッド。



カンパーイ。



カンパーイ。スコッチ、何使ったの?



グレン・グラントの12年を。



あー、信じらんなーい。それは割るお酒じゃないのよ。



いやー、人んちだと思わぬ贅沢ができますなー。



グレン・グラントはハイランド・モルトだから、もうラスティー・ネールじゃないわね。そうね、パスティー・ネールってとこかしら。



お・い・し。



そういえば、日吉君ちにもグレン・グラントの空瓶があったわね。空のやつが。



オ・い・シ。



こらっってそんなに飲んだら.......体に悪いわよ。



まあ、まあ唖記さんもどうぞどうぞ。



もうっ、わたしはちょっとまた、そうね、ゴッド・ファーザーにしよっと。



あ、いいなあ、ってさっき割るお酒じゃないって言ったばっかじゃん。



わたしのお酒なんだから自由でしょ。早くつぎなさい。



あちゃー、この人酔っ払うと超人使い荒くなるんだよね。



ごちゃごちゃ言ってないではやくつぎなさいよ。こぼさないでね。3フィンガーで。



え、そんなに?えーと、アマレット、アマレット........アマレットはどこかな、と。



そのねー、たんすの奥ね。



あった。どーぞ。



たばこ、いいかしら?



ええ。じゃ僕も。









...................



唖記さんギター弾いてよ。



やーよ。



.........................いいじゃん。弾いてよ。弾いてよ。



じゃ、ベース弾いたげる。ビヨーーーン。パキッ!



何やってるんだか全然わかんないよ。あーあ、いい曲がだいなしだ。



失礼ね。



   痛っあ..........。楽器で殴るなんて。ミュージシャンの風上にもおけないね。



何言ってるの。楽器は殴るためにあるのよ。ピシッ。ほらッ、本だって叩くためにあるんでしょ。







逃げろ!





待てーー!



うわー酔ってるよ。どーしよ。



酔ってなんかないわよ。ほら、耳を澄ましてみて。「Thatユs all」よ。



耳を?澄ます?ほら唖記さん、座って座って。ほーらカルーアミルクだよ。



「Thatユs All」



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